私たち(株)東輝の主要業務である解体工事は、その後に続く工事や商品企画、販売活動など一連の不動産開発の起点です。そこで大切になるのが、解体工事以降に続くすべてのプロセスへの幅広い視野と総合的な知識。解体工事を解体工事単体の完結したものとして捉えるのではなく、プロジェクト全体における大事なファーストステップと位置づけ、更地というキャンバスに描かれる大きな“絵”への的確な想像力を働かせることで、工事の付加価値を高めていきたいと考えています。
その想像力を支えるものとは何か。それは、端的に言って、私自身がディベロッパー勤務時代に蓄積した経験です。プロジェクト全体を見渡すディベロッパーの視点から解体工事を捉え直すと、必ずしも必要ではない工事が行われることによるコストの上昇、法規・届け出書類への知識不足による工事の重複、敷地の遊休期間への配慮の欠如など、さまざまな無駄や工夫の余地が見えてきます。
そうした問題点を、ひとつひとつのケースに応じて洗い直し、合理的な解決策を導き出す。さらに、その延長線上に生まれるニーズに応えるために、リフォーム事業や不動産売買などの業務にも対応できる体制を整える。これによって私たちは、弊社を含めたすべてのステークホルダーをWin・Winの関係で結ぶことをめざしています。
「東」から日が昇り、人と社会を「輝」かせるように。私たちは、これまでの解体工事の常識を解体し、高い付加価値の創造につながる提案型の総合解体事業を推進してまいります。
株式会社 東輝
代表取締役 大竹 仁美